ブーニン復活から1年。昨年も行きましたが、今年もやはり聞きに行きました。チケットは販売したらすぐに売れていく ので気をつけていたのですが、今年も出遅れてしまいました。2階席になりました。
入場します
14時開始ですが、13時20分頃に着きました。
入場したら多くのチラシをもらいますが、それはこれからの演奏会の宣伝で、今回のリサイタル関連の用紙は1枚だけです。
そこで、パンフレットとCDを購入しました。
パンフレットには、詳しい曲目紹介があるので、それを読んで予習します。
CDは復習用です。シューマン、ショパン、バッハの曲などが入っています。今回演奏の曲も入っています。絵はがきもついています。
ショパン
19歳でショパンコンクールに優勝してから、ブーニンと言えばショパン。やはりブーニンのショパン聞きたいです。
- ノクターン「遺作」
- ポロネーズ第1番
- 前奏曲「雨だれ」
- ワルツ「告別」
若い頃の自由奔放な動きはありませんが、音色は同じで、とても優しい。繊細な指の動きが、流れるような演奏を作っています。
ふと近くの人を見ると、オペラグラスで見ています。そうです。オペラグラスを持ってこようと思って忘れましたー(^_^;)
次回はオペラグラス持って来る!
プーランク
パンフレットで、ブーニン自身が、「プーランクは外せない。」と言っていたように、彼が好きな作曲家ですね。
- パストラール
- 讃歌
- トッカータ
特にトッカータは鋭くリズミカルで、彼が好きそうだなと思いました。
シューマン
シューマンは、昨年も演奏していました。今回のCDの新規録音曲です。優しくて繊細な雰囲気がいいのでしょうか。
- 色とりどりの小曲作品99(14曲のうち当日本人が7〜10選ぶ。)
- アラベスクハ長調
色とりどりの小曲は本当に色とりどりて、早い曲、遅い曲、明るい曲、暗い曲…特徴がはっきりしているのに、どれを弾いたか分かりませんでした。短い曲だし、雰囲気違っておもしろく、弾いてみたくなります。
アラベスクは、ダンス曲なのかな、踊りたくなるような、歌いたくなるような感じでした。
アンコール
もちろんアンコールはあります。今回は、大サービス!3回ありました。
バッハが出たら終わりの合図。もう、みんなアンコールを諦めます。この曲はいかにも「これで終わりー」というイメージがあります。
終わりに
若い頃のダイナミックなブーニンが好きで、よくリサイタルをチェックしていたのですが、10年ぐらい前から見かけなくなり、もう引退か…と思っていたら、昨年復活!今年もさらに磨きがかかったリサイタル!本当に嬉しいです。はにかむような仕草とか、繊細な指さばきとか、本当にピアノが好きなのが伝わってきます。
好きな曲を選んで弾いてくれたらそれでいいです。
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