ペルー旅行記④マチュピチュ遺跡観光

旅行

メイン目的のマチュピチュ遺跡です。

マチュピチュ遺跡への行き方

マチュピチュ市内のバス停からシャトルバスで行くのが一般的です。マチュピチュ遺跡は、入場制限があって、バスのチケットと同時に入場券を購入するのですが、当日券の購入は難しく、翌日以降の入場券の購入になります。ただ、最近人気なので、入場券すぐに売り切れます。行くと決めたらすぐにネット購入するのがおすすめです。ツアーなら旅行社が購入済みなので大丈夫です。

チケットを持って、バス停に並ぶ列です。列は長いですが、バスが次々と来るので早いです。

マチュピチュ遺跡へ到着

シャトルバスで20分ぐらい。歩くと1時間30分だそうです。歩いている人もいました。

サーキットが4種類あり、それぞれのサーキットに時間別に定員があります。行くと決めたら速く購入したいと売り切れます。当日では絶対無理だそうです。それぞれ一方通行で、ルートを外れてはいけません。基本現地ガイドをつけます。

現地ガイド
現地ガイド

説明の看板もないので、私がいないと、何が何かわかりませんよ

私たちは午前中は「サーキット2」で、1番人気のコースです。

遺跡の中にトイレがないので、まずはトイレをすませます。2ソル(40円ぐらい)を払って入ります。

サーキット2と3を歩く

まずは遺跡全体を見渡せるところまで上ります。きれいな景色にバンザイしました。

マチュピチュ遺跡はインカ帝国の王の別荘らしく、王の一族が住んでいたところや人々の生活の跡があります。とても良くできた町になっています。

工場ではリャマの毛で、服を作っていたようです。

段々畑では、標高に合わせて色々な作物を作っていたようです。

亡くなった人は、ミイラにして保管していたようです。

水路もあり、乾季の時も水に困らなかったようです。

普通に生活できてるやん!

今、住んでいるのは

あちこちにリャマの姿

他のサーキット

障害者用

体の不自由な方のためには、1番見晴らしのいい場所が用意されていて、椅子に座って見ていました。そこまでは係員が手伝います。

サーキット1、4

私は午前中はサーキット2、午後からはサーキット3を歩きました。階段や坂道がいっぱいで、足と膝が疲れました。

さらに高いコースのサーキット1、もっと高いコースのサーキット4があります。サーキット4は、ワイナピチュという山で、ここにも遺跡があるのですが、マチュピチュの遺跡を高所から見ることもできます。上の方に行くと道が狭く、岩に貼りつくようにしてゆっくり登るそうです。

mimi
mimi

落ちたりしないのですか?

現地ガイド
現地ガイド

時々落ちています。でも、救助隊が3人いて、救助するから大丈夫です。

かなりハードな道で、時々滑落

でも、人気

恐るべしサーキット4

今後の遺跡

遺跡発掘作業中のテントを発見!今後新たに遺跡が見つかるかもしれません。

今の遺跡の姿も色々研究して復元し、今の姿になっているそうです。家については、最初は石がバラバラに落ちていたということです。

昔の家の復元。壁は石で、屋根は茅です。屋根は定期的に葺き替えています。

感想

世界の七不思議のひとつになっているマチュピチュ。こんな高いところにどのようにして町を作ったのか。そして、この町はどのようにして滅びたのか…など。

実際行ってみると、マチュピチュ遺跡の町の中に石切り場がありました。遠くから運んできたのではなく、現地調達。高いところと言われるが、お隣のクスコの方が標高は高い。マチュピチュ山とワイナピチュ山に守られた谷で、住みやすいところのようです。隣のクスコと道がつながっていて歩いて4~7日で行けるので、そんなに閉鎖空間でもない。インカ帝国の王の別荘だったらしい。隠れた都として、発見当時は、大発見と驚かれたようですが、発見当時遺跡の麓には農家の3家族が住んでいて、子供たちは遺跡の中で遊んでいたらしい。

知れば知るほど不思議なところはなくなります。

ペルーは山だらけの国なので、山の中のあちこちに遺跡があります。何もマチュピチュだけではないのです。

ただ、マチュピチュは大きいし、復元されているので、きれいですね。スペインに発見されなかったおかげで、破壊が免れたのが大きいと思います。

不思議だと思って研究して、わかってくると不思議はなくなってくるのでしょう。わかってくるのも面白いと思います。

mimi
mimi

昔の人の知恵には感心しました

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