4月から行きたかった空海展。気づくともう明後日まで…って早くいかなくては。奈良県立博物館まで行ってきました。
チケット購入
平日でもすごい人で、入口に長蛇の列が…。並びながら説明を聞いていると、この列は当日チケット購入の列らしい。チケットをネットでも購入できるという説明があったので、並びながらネットで購入。列を離れて、入口に行きました。しかし、QRコードご読み取れない!「いつ買いました?」と聞かれたので、「今」と答えると、「1分後に読み取りますね」と言われ、1分後に読み取りできました(^^)
空海展を見ました
とにかくすごい人なので、遠くから見るものと並んででも近くで見るものを決めて、必死で見ました。
「鑑賞ワークシート」が入口にあったので、せっかくなのでやろうと思い、シートと携帯鉛筆をもらって広げてみました。説明は子供向けでわかりやすかったです。良い予習になりました。


彼の行動力のおかげて、密教が広がり、真言宗があると思うとありがたいです。

実は、家の宗教は真言宗です。仏壇には空海さんがいます。
写真を撮って良いところが一箇所ありました。


出口のところで水晶玉とその向こうにポスターがありました。水晶を通すと世界はどう見えるかな?ということらしいです。




空海さんのすごいところ(主観)
- 中国語ができる。
- 3ヶ月で密教をマスターした。
- 教えを著作にまとめた。(きっと文章が上手い)…彼の師の恵果さんは、書物を残さなかったらしいです。
- 文字がきれい。(三筆の1人)
- 仏教だけでなく、色々な宗教を学び、その中から仏教を選んだ。
- 高野山に住んだ。都を離れて、山頂に暮らすほうがいいという判断。
感心したこと
もともと密教はインドが発祥の地。仏典はサンスクリット語で書かれています。しかも草に書いてあるので、文字がとても小さい。それを漢文に翻訳したのがすごい。密教をインドネシアや中国に伝えようとする行動力にも感心しました。それだけ伝えたい内容だったのでしょう。
考えたこと
宗教を信じることができるのって人間だけなんですよね。空海さんは色々な思想を知ったうえで、日本に仏教を広めようと思った。意味があるんだと思います。
色々なしがらみがあり、煩悩がある世の中で、煩悩なくして(少なくして)ある意味悟るのは心穏やかになるのに繋がるのかも。
これから
文字から入ろうかなと思い、空海の書いた本の写本を買いました。空海の文字はきれい。さらに筆順の解説があるので、書ける!心が落ち着くかと思います。



実は昔、書道やっていました。臨書は好きです。