あべのハルカスで「フォロン展」やっています。フォロンのことは知りませんでしたが、チラシ等で見たイラストが温かかったので、行ってみることにしました。


写真撮影自由です
どの作品も自由に撮れます。ただし、動画はだめです。土曜日なのに空いていて、気に入った作品を近くで見て、写真も撮れました!
フォロンってどんな人?
ベルギーを代表するアーティストの一人、ジャン=ミッシェル・フォロン(1934-2005)。アメリカの『ザ・ニューヨーカー』『タイム』など、有名雑誌の表紙に挿絵が掲載されて有名になりました。柔らかな色彩の詩情豊かな世界。一方、環境破壊や人権など、現実に残る問題にも目を向けた作品が多いです。鳥にあこがれて、空飛ぶ人も描いています。空想の世界を旅する人でもありました。
作品紹介




「無題」の男たちには口がありません。よく見ると目が赤い口です。これは物を言わずに目で訴えている多くとサラリーマンかも…と考えたりしました。






世の中矢印で溢れているということですか?こんなにたくさんの矢印に引っ張られて、どうしたらいいか分からなくなりそうです。


「深い深い問題」海を泳いでいるのは、魚でなく、魚雷。ポスターにもなりました。戦争と平和について考えさせます。




「世界人権宣言」の挿絵。アムネスティに依頼されて描いたそうです。難しい言葉を分かりやすいイラストにしています。


「ひとり」は、ひとりだけど自然に囲まれてまったりしている感じがします。「秘密」は、秘密なのに中身丸見え?
ショップで購入

気に入った作品をショップで購入しました。心が空想の世界に飛んでいきそうです。
終わりに
こんなすごいイラストレーターがいたなんて!
と思いました。空想の世界を飛び回る穏やかな作品もあれば、社会問題を考えさせる鋭い作品もあります。一般1900円と少し高いですが、行ってみる価値はあると思います。6月22日までてす。
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