90歳の父と金剛山に登った④

スポーツ

1ヶ月ぶりに父と金剛山に行きました。

今回準備したもの

新しい登山用ストック(父のはシルバー色)

父のストックが前回壊れたので、新しいのを購入しました。2本あったほうが登りやすいのではないかと考えました。しかし、「いらん!」と言う父。「いやいや、みんな持っているからー、とりあえず持って行って!」と強引に渡す。

お茶を持っていることを確認して、靴を確認したら…

ス、スリッパを履いているー

スリッパはダメだって言ったのにー、説得したら、割と素直に靴に履き替えました。

登山口到着

まずは、駐車場まで行きます。

今回も800円でした

ここから登ります。

登り(出会い)

目標は12時までに登ることです。9時に出発したので、3時間で登ることが目標です。いつものことですが、実際歩いているのは1時間30分です。休憩兼おしゃべりが1時間30分です。さて、12時の写真撮影に間に合うのでしょうか?前回はギリギリでした。

一応、ストックを使って登っている

今回も色々な出会いがありました。

若い女性2人と出会う

父

若いなー、何歳や?35歳か?

若い女性「はい、そうです!ひっくり返してくださいー」

父

あー、53歳か(^_^;)

若くなかったですね。でも、すぐに計算できたのはすごい!

1人で登っている女性と出会う

父

1人で登っているんか?言ってくれたら一緒に登ってあげたのに

女性「はい!今度お願いしますー」

父親と小学生の息子に出会う

父

何歳や?小学4年生か?

父親「当たりです!」

父

お父さんと登って偉いなあ〜。お父さん大事にしいやー

犬を連れている女性と出会う

父

この犬、何歳や?

女性「10歳です」

父

10歳の割に小さいなあ〜

女性「ずっとこの大きさの犬です。」

早足で登る60代の男性と出会う

父

元気やなあ

男性「今、2往復目です。今日は3往復します。」

金剛山2往復はたびたび出会うけど、3往復は初めて出会いました。淡々と登っていました。

高校の登山部の生徒たちと出会う

父

高校生は勉強しっかりしいや

高校生A「勉強嫌いです」

高校生B「そんなん言って、お前点数いいやん」

父

高校生は一番賢いんや。あとは下り坂や

高校生C「えー!もうすぐ下り坂かあ〜」

高校生A「(自作の歌を歌い続けている…)」

父

ええ歌やなあ〜、高校時代が1番いいよ!

高校生A「あざっす!(歌い続ける…)」

彼らは本当に登山部だったのだろうか?

知り合いに出会う

知り合い「あれー、久しぶり!元気にしてましたか?」

父

わしの名前知ってるんか?

知り合い「当たり前でしょう!知らなかったろもぐりです。こんな有名な人!」

階段が新しくなっていた

千早赤阪から登る登山道はかなり整備されています。今回も新しくなっている階段がありました。

階段の木が新しくなっていました

金剛山の木を使って、少しずつ補修がされています。補修に使う木は、登山者の有志が運びます。

父

この木、運んであげようか?

全力で止めました。それは若者に任せましょう。

紅葉きれい

今回登って良かったと思うのは、紅葉です。少し遅いですが、落ち葉もあってきれいでした!

頂上に着きました

11時45分に頂上に着きました!前回より15分早いです。まず、スタンプを押してもらってから、広場に行きました。

この後、11時50分の写真と12時の写真に写りました。時間になると人が集まってきて、知らない人と集合写真を撮ります。金剛山ライブカメラでチェックしてください。

頂上の景色は靄がかかっていて、あまりよく見えなかったです(^_^;)でも、PLの塔は見えました。

右端に白く見えるのPLの塔です。

お昼を食べた後、父の名前がまだあるか確認してから下山しました。とても寒くて、私は唇が紫色になったので、さっさと下りたかったです。2.6℃でした。

ミニコンロでお湯を沸かしている人がいたので!うらやましくて、「今度持って来よ」と提案しました。昔、父は使っていたらしい。探そう。

下り

下りは速いです。2時間30分で下りました。人に出会うのが少なかったからだと思います。

でも、やはり、出会いはありました。

男女のカップルと出会う

父

彼女の手を引いてあげないとあかんやろ。背負ってあげやー

男性「そんな余裕ないです(^_^;)」

ふたたび登山部の高校生

父

今帰りか?お昼食べたか?

高校生A「頂上まで行って、お昼食べて、帰るところです。」

父

何回金剛山に登ってるんや。わしは4410回や。これが証拠や。

ポケットから出てきた、スタンプカード。高校生相手に語り続ける父。高校生、父を取り囲む。8人いた。

みんな話を聞いてくれてありがとう!!

下りは少し危なくて、ストックを使い慣れていない父が、左のストックを引っ掛けて、よろけることも…ストック1本でいいかも。

終わりに

なんとか無事に麓まで到着しました!

美しい紅葉と整備された道、ライブカメラと集合写真、父の話を聞いてくれたみなさん、ありがとうございました!!

次回は12月15日を予定しています。その時は91歳になっているので、表題変わります。雪が降ったら止めます。滑ります。

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