言葉は面白い。昔から今まで変化している。地方によっても表現が異なる。海外の言葉を勉強すると、その国の人々の感性に触れることができる。(今まで10カ国語ぐらい勉強したけど、それぞれの個性があって面白い)
他言語と比べてみて、やはり日本語が一番面白いと思う。表現が豊かだと思う。
書店で何か面白い本はないかと眺めていて、この「生きる言葉」が目に入り、即購入した。
言葉の力は生きる力
その通り!
1「コミュ力」という教科はない
就職試験の面接官が、学生に求めるものの代表としてよくあげるのが「コミュ力」だ。コミュ力、当然必要だか、いつ養えるのか?生きるための練習問題について書いている。
3 気分アガる表現
つかうほど増えてゆくもの かけるほど子が育つもの 答えは言葉(「アボガドの種」より)
4 言葉が拒まれとき
これ(=短歌)はやはり日本が誇れる文化だと思う。…詩が日常にある国、すてきじゃないですか?(筆者エッセイより)
6 子どもの真っすぐな問いに答える
古典を含め、ものを読むことは世界を広げてくれる。人間が実際に体験できることには限りがあるが、本を手に取れば、体験は無限大になる。(筆者エッセイより)
8 言葉がどう伝わるかを目撃するとき
筆者はホストが参加する歌会に参加している。そこでの歌から300首を選んで「ホスト万葉集」も出版した。その中の1首。
「ごめんね」と泣かせて俺は何様だ誰の1位に俺はなるんだ
「ホスト万葉集」を買ってみようかと思った。
9 和歌ならではの凝縮力と喚起力
「たった1人の悲しき中宮のために枕草子は書き始められた」(「光る君へ」のナレーション)
多くの人に届く言葉というものは、最初から「多くの人」を狙って書かれるものではない。たった1人のために心を尽くして書いたものが、結果として多くの人に届くということがある。(筆者エッセイより)
10 そこに「心」の種はあるのか
「言葉から言葉をつむぐだけなら、たとえばAIにだってできるだろう。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つのだと感じる」(「アボガドの種」より)
AIが1から100を生むのを横目に、自分は0から1を生みたいと思う。(筆者エッセイより)
感想
SNSが普及して、推敲していない文章が発信されたり…AIの登場で、あっという間に文章ができたり…なんだか考える力が落ちてきている気がしていた今日このごろ、この本の内容はしっくりきました。「いいね」をもらうために誇張した表現をしたり、コピペやAIで文章作ったり、言葉が貧しくなっていくように思います。
言葉の力は生きる力
言葉って、自分自身の心の中から出てくるものではないかな、と思いました。


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